前回の更新から2ヶ月経ってしまった。
私は、「歯医者に行くこと以外のいろいろ」があって、2ヶ月も空いてしまった!!
私にも、歯医者に行くこと以外の日常生活がある。
歯医者へ行くことは、ほんの息抜きというか趣味というか、日々のストレスを解消する私の唯一の手段だった。(それ以外に趣味がない)
一度予約をしていた日程(1ヶ月以上前)に、たまたま外せない仕事が入ってしまい、いったん予約をキャンセルしていた。
その後のスケジュールが、ちょうど目処が経たない時期だったので、「後ほど連絡します」と言ったっきり、多忙にかまけて放置していた。
うっすら、「あぁ、歯医者の予約の電話をしなきゃ…」と頭の中にいつもぼんやりある中、私の携帯電話が鳴った。
あぁ、愛しの歯医者からのリコール!!
先生:前回キャンセルされてから少し空いてしまったので、一度様子を見せていただければと…
私:は!先生、すいません!すっかり忘れておりまして…。いますぐ予約をします!
私はすぐにその場で予約を取った。
お掃除大作戦〜3倍の時間を買う
右下の再生療法後の歯茎はもう回復し痛みはなくなっていた。
この中途半端な仮歯の状態でも、私は何の不便も感じておらず、ひょっとするとこのままでもいいのでは…と、思ってしまうほどだった。
本歯の代金も支払ってないし、このまま進めるとなると、200万近くを払わなければならないし…
さらなる治療が必要になるかもしれないし…
そんな中途半端な状態の、金のなる木を、歯医者は見逃さない。
前回の治療日からぴったり1ヶ月ちょうどで、電話が鳴ったのだった。
次回はクリーニングの予定だった。
クリーニングは、2〜3回に分けて…ということだった。
前回クリーニングをしたのは5月。3ヶ月前だ。
その際は、今後の再生療法の可能性もあったので、縁下の歯石は取らずに、縁上のクリーニングだけだった。
でも、ほかの箇所の再生療法をしないという選択をしたため、見えないところの掃除をすることになっていた。
このSRPは、2014年にも一度やったことがある。
これがすっごい大変だった。
6ブロックに分けて、1時間半ずつ時間を取っても結局終わらず、さらに時間を追加した。
1歯ずつ、手作業なので、時間がかかるだろうなぁ〜と思っていた。
私:3倍のお金を払うので、3回分まとめてやってもらえませんか?2~3回に分けるとなると面倒なので…
先生:いいですよ。では次回長めに、3時間ほど時間を取ってやりましょう。
…と、3回分のお掃除大作戦を決行することになった。
その日は、久々のパノラマの撮影をした。
パノラマは、初診のときから撮っていなかった。
そして、歯周ポケットの検査も、初診以来、8ヶ月ぶりに行った。
SRPは、歯茎の奥の歯周ポケット内の掃除なので、けっこう痛い。
だから、麻酔をして行う。
カリカリカリ…と歯茎の中を触る音が長時間続く。
私は口を空けているだけだけれど、この細かな作業を歯科衛生士さんがやってくれているのを妄想すると、尊敬しかない…
右上からスタートし、私はときどき時計を見ながら、進み具合を想像していた。
麻酔は、一度にすべて行うと途中で麻酔が切れてしまうため、1ブロック終わるたびに先生がやってきて麻酔をする式だった。
(今日は3時間時間をとったものの…、すでに2時間が経過していて、まだ1ブロックしか進んでないということは、3回分じゃたぶん終わらないのでは…)
誰でもわかる予想は当然当たった…。
先生と衛生さんが小声で話していた。
(この7番の奥が取れない…)
(大分取れてるし、もう無理しないほうが…。これ以上は歯茎を開いてみないと分からないし…)
難航している様子だった。
先生:やっぱり今日だけで終わらなそうなので、もう一度時間を取ってもらえますか?
私:はい、中途半端に終わっても困りますしね。やるなら徹底的にやりたいです。
私は、SRPがすごく手間のかかることだと知っていたから、時間がかかるのは仕方がないと思った。
それにしても、3時間やっても半分しか終わらないなんてなー。
歯周ポケットの検査結果
パノラマについてはとくに説明がなかったけれど、私がモニタ上で見た限りはとくに異変は感じられなかった。
しかし、帰りにもらった歯周ポケットの検査結果の紙を見たときに、私は改めて現実をつきつけられた。
ちなみに、検査は、麻酔をした(クリーニングをした)上の歯の歯周ポケットのみ。
歯の番号
左 8765432112345678 右
以下が歯周ポケットの値
6565692243565756
9mmは久々に見た値だった。
コレはどう見ても、救えない値だった。
動揺がないのが不思議で仕方がなかった。
うーーーーん、正直、また選択に悩んでしまうところだった。
でも、もう再生療法のことを考えるのはよそう。
考えれば考えるほどに、前へ進めなくなるこの3ヶ月に、私はもう飽き飽きしていた。
このディスカッションをしても、永遠に正解にたどり着けない。
とにかく私は、仮歯の前歯を進めなくてはならない。
小さな違和感
いろいろなイヤな予感は感じていた。
私は、歯と歯茎の違和感にいち早く気づきたいし、つぶさに観察していたいから、小さな違和感を見逃したくなかった。
痛みとまでは言えない「違和感」を私は感じている。
・左上3番の歯を裏から押したときの違和感
・右奥歯を噛んだときの違和感
・左下7番と8番の間に歯間ブラシを通したときの違和感
そのひとつひとつに理由があるのだと思う。
私はその理由に本当は迫りたいけれど、迫るほどに「間違いのない答え」を求めてしまう。
考えれば考えただけ、正しい答えを求めてしまう。
正しさなんて本当はどこにもないのに。
どこにもない答えを求めて「止まる」のはもう、いいかげん疲れていた。
まぁ、うまく行けば、年内には前歯が終わるかな。たぶん。
(これがいつも、いろいろな事情でなかなか進まないんだけどさ。)
以下の写真は先日、仕事の常連さん(歯科衛生士さん)に久々に会ったときにプレゼントにもらったもの。
さすが、私の趣味を分かっている!
【セラミック矯正のその日の治療費】
合計 40500円(内訳聞き忘れた)
【セラミック矯正のその日のやったこと】
・クリーニング
【セラミック矯正の次回の治療でやること】
・クリーニングの続き
今回より追加!
【これまでにかけた費用と時間、文字数】
・1058740円
・2700分(45時間)
・129491文字