セラミック矯正を始める前に、もちろん、いろいろなデメリットを調べておく必要がある。
それは大前提として…、治療を決めてから、始める前にやっておいた方がいいことがある。
これは、私がやってみて初めて気づいた。
話している動画を撮ること
一回目の治療で前歯を仮歯にしてから、「あぁ、もっと前の歯の写真を撮っておけばよかった!」とすごく思った。
第七話【閲覧注意!!】:はじめて歯を削る日
第八話:0.5mmもいかないくらいの仮歯の修正
それから毎日私は、歯の写真を撮って観察している。
観察していれば、何か変化があったときに気づけるし。
そして、もっとやっておけばよかったと思っているのが、「動画」だ。
自分が、話している時の動画。
写真を撮ったり、鏡の前で歯を出すときの歯の見え方と、しゃべっているときの歯の見え方は、随分と違う。
自分で思っている歯の見え方と、人からみたしゃべっている時の歯の見え方が、すごく違うことに気づいた。
だから、ふだんしゃべっているような感じで、たとえば仕事でよく使い回す言葉とか会話などを、自分で動画で撮りながら、歯のデザインを考えるといいと思う。
上下のバランスやどこまで歯が見えるかなどを、よーく観察して、いいデザインのセラミックの歯にしたい。
にこっと笑った時に見える歯のデザインだけでなく、自分の話し方の癖や筋肉の動かし方によって見える歯のデザインも見なければならない。
これが、動画だと一目瞭然!
自分ってこんな口の動かし方してるんだな〜、と驚くことばかり。
日常生活で、にっこりと笑っているシーンよりも、「普通に話している」ときの姿の方がずっと人から見られている。
上下のバランスはすっごく重要!!
口の中で感じる違和感が、話し方にどんな風に影響しているのか、写真だけじゃ分からない。
これはすごくおすすめ。ぜひ動画を撮ってみて欲しい。
もちろん、普通の矯正の場合も、写真だけじゃなく、動画だと、変化にも違和感にもよく気づけると思う。
私は、どんな些細なことも「観察」したい。
違和感の理由も、満足の理由も、自分でできる観察はすべてやりたい。